1万人のブログ!名古屋 経営コンサルタント物語

名古屋のコンサルタント会社、ゼネット代表“岩佐 卓”のブログ
新規事業立ち上げ・営業・集客・社内改革のコンサルティングおよび企画立案
3人で起業し、トラブラない方法。
■3人寄れば、仲間割れ。

3人寄れば文殊の知恵とばかりに
仲間と一緒に起業したい、という相談が多いです。

やはり、仲間と一緒だと心強いし、
役割分担もできるので、うまくいく、と思うのでしょう。

しかしながら、誰に相談しても

「うまくいかない」
「やめたほうが良い」
「いずれ仲間割れするよ」

と言われるのがオチで、やる気に水を差されるようです。

もちろん、私も水を差します。

水を差されると、素直にやめる人もいれば、
「俺達は違う」とガゼン張り切る人もいます。

どちらが正解かはわかりません。
まあ、うまく言えませんが、人間そういうものなのでしょう。

さて、先日ある会社の「仲間割れ」に遭遇しました。

「このまま派」
「ステップアップ派」

…いろいろあったようですが、
結局はこれらふたつの派閥対決が原因ってところでしょう。
カッコよく言うなら「経営方針の違い」です。

人は変化を嫌います。

変化にリスクは付き物。
できるならリスクは排除したいものです。

ただ、マーケットは刻々と変わります。

現状維持は衰退の始まりです。
生態系同様、「変化」しないと生き残れません。

もちろん、そんなことは私が言うまでもなく、
会社を経営している人なら誰でもわかります。
では、なぜ「このまま派」が生まれたのでしょう?

おそらく「新しい人と会う回数」です。

マーケットが刻々と変わるのを肌で感じる「刺激」です。
その刺激の回数によって「このまま派」と「ステップアップ派」
の2つの派閥ができます。

同じ会社でも「役割」によって人と会う回数が大きく違います。
社長と専務、外勤と内勤、営業と製造…それぞれ出会う人の数は違います。
その違いで2つの派閥ができるのではないでしょうか。

そう、3人寄れば文殊の智恵です。
裏を返せば3通りの意見がある、ということです。
それら意見をまとめるのは一苦労です。

仲間と起業し、唯一、うまくいく方法があるとするなら、
その「役割」を固定しないこと。

役割を変えることで3人の人と会う回数が平均化され、
それぞれが刺激を受けることができます。

極端な話、社長、専務、常務を任期制に、毎年交代する。
そんなことができれば「僕達は違う」かもしれません。





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| 名古屋de起業(コラム) | 14:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
社長の恐怖
■社長はいつもおびえている。

今井氏(仮名)はいつも怯えているという。
夜中、理由(わけ)も無く飛び起きたりする、らしい。

しかし、人前ではそれを隠さんばかりに前向きな自分を装う。
そうやって、自分に暗示をかける。

ガッツがあり、前向きな経営者、と人は言う。
年商十数億円、周りからはチヤホヤされる存在になってきた。
年収も数倍になり、ほしいものはほとんど手に入れた。

しかし・・・

いつもなにかに追われている。
社員の給与に借り入れの返済、事務所の家賃だって、馬鹿にならない。
明日の売上の保証はなにも無い。
背負うものに比例して恐怖心も大きくなった。

サラリーマンは安定している、と聞かされた。

社長から、そして世間からも暗示をかけられ、
続けていたら、気づかないまま引退を迎えたのかもしれない。

気づかない幸せがサラリーマン時代にはあった。

自分が力を抜いても、綱引きに勝てる…
そんな安心感を感じていたのだろう。

社長になってそれが錯覚だと気づいた。

気づいたとたん、背中に寒気が走った。
寒気を振り払うかのように自分に暗示をかける。

「自分しかいない。自分ならできる。前向きになれ」と。

もちろん、現状に満足しているわけではない。
経営本には現状維持は衰退のはじまり、と書いてある。
が、「ゴール」はどこか?は書いていない。

売上?
社員数?
上場?

他の経営者は何を考え、何をゴールにしているのだろう。
そのゴールに疑問を感じたことはないのだろうか。
もしかすると違うゴールを見ているのだろうか。

理念?
社会使命?
ミッション?

…気持ち良い言葉が頭の中を駆け巡る。
が、社長室の額を見るたび、益々ゴールがみえなくなる。

サラリーマン時代、起業することがゴールだった。
怯えることなど、ありえない。
明確なゴールが自然に暗示をかけてくれた。

起業後、ただ、ただ、全速力で、走ってきた。
そして生き残った。これからも生き残るしかない、のだろう。

だからゴールはいまだ見えていない。
というか、そもそもゴールなんてものは無いのかもしれない。

「夢はなんですか?」

という問いに、思わず「のんびり田舎で暮らしたい」
と答えた自分に、今の本音が垣間見れた。






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| 名古屋de起業(コラム) | 02:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPOという選択もある。
■時代の先駆者になれ!

ここは知的障害者の授産施設。

有名店の味を再現したラーメン屋に、
アジアン雑貨店とアートギャラリーコーナー。
プチ映画館は防音設備完備の床暖房付き。

まるで観光地にあるお洒落な施設を思わせる。

中に入ると障害のある子供たちが「いらっしゃいませ」
と元気な声で迎えてくれる。

正直、こういう場になれない私は、戸惑いを隠せなかったが、
まあ、すぐに慣れる。

スタッフの方が中を案内してくれた。
20代半ばぐらいの女性。
平均年齢は27歳ぐらい、らしい。
約20名の方がそこで障害者の支援をしている。

絵に描いたように「良い人」っぽい。
こんな良い人、そして美人の若い女性たち支援されるなんて・・・
障害者に嫉妬する、自分がこわい(笑)。

「硬い麺を使っているんです」

効率やスピードといった「常識」は、ここには必要ない。

障害のある子供たちがイキイキと、そして社会参加できる「場」で
あることが重要なラーメン屋。

効率やスピードを重視した社会、
そのど真ん中にどっぷりと浸かっている私たち。
その疑問を感じる、いい場所でもある。

ラーメンが伸びたところで、大したことではない。

さて、ここは、社会福祉法人「むそう」。

■むそう → http://www.mmjp.or.jp/fuwari/musou/

任意団体からスタート、そして、
NPOを経由して、今は社会福祉法人に。

立ち上げのマーケティングから
その行政などを動かす力量に、
代表者のマネジメント能力が伺える。

今や愛知県でNPOは700を越えるという。
これから益々優秀な経営者(?)が参入してくるだろう。
特に金銭欲のない起業家は、NPOという手もある。

 歴史を作り、行政が動く。
 そして、法律ができ、地域が変わる。


そう、NPOの役割は「時代の先駆者」。
そして、その役割を担うのはあなたかもしれない。





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| 名古屋de起業(コラム) | 01:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヤツに会ったことはあるか?
ピカピカの社会人1年生。
といっても楽しいことなんて何一つない。

初めての会社。
初めての飛び込み営業。
そして初めての「ストレス」。

俗に言う5月病か。毎朝が憂鬱だ。
金曜の夜は上司の悪口、日曜の夕方”サザエさん”でブルーになる。

会社に行けば、ただのグータラサラリーマン。
満員電車に揺られ、いつもの定食屋でスポーツ新聞を読み1日が終わる。

これが憧れていた「ビジネスマン」なのか…。

ある夜、僕は「死の恐怖」と出会うことになる。

友人と食事をした帰り道、
突然、後頭部が重なり、額には変な脂汗、視界がゆっくりせまくなり、
手先の震えが止まらず、呼吸が激しくなった。

「まずい…オレは死ぬのか?」

そう思った瞬間、さらに恐怖が増し、全身に震えが広がる。

友人が異変に気づき、車を走らせ、赤信号を突っ切り、病院へ。
「早くしろ!」と温厚な友人が看護婦さんを怒鳴っている。
意識はある、でもなんだか遠い世界のよう…。

「ストレスからくる、パニック症候群…」

大病を患った人に言わせると、笑われそう。
「死の恐怖」なんてちゃんちゃらおかしい、はず。
しかし、これから1年、この病気に悩み続けることになる…。

それからいうもの、毎日が「ヤツ」との戦いだった。
眠りにつきそうになると必ずやってくる、「ヤツ」。
どうすることもできない、気が狂いそうになる。
隣で寝ててほしい、誰でもいいから。

死とは何か?

生きるってどういうこと?

何の為の人生?

毎日が哲学。もちろん答えなんてあるはずない。
あるのは、いずれ「死」が訪れるということだけ。
しかし、どうしても受け入れることができない。
そして、毎晩必ず、「ヤツ」がやってくる。苦しい…。

あれもしたい、これもしたい、でも何もできない。
今ここで「死」が訪れたら、必ず後悔する。焦る…。
焦れば、焦るほど「ヤツ」に悩まされる。

適当に手を抜き、売上60%で納得する、
そんな自分の「無気力感」に、いてもたってもいられない。
明日にはもうこの世にいないかもしれないのに。

だから、動く。今日、動く。

でも、だって、しかし…できない理由はたくさんある。
が、いくら言訳したところで、変えられるのは僕しかいない。

目を閉じて、明日の朝、目覚める保障は何一つ無い。

だったら、考えずに、やりたいことをやってやる。
できることでいい、とにかく動いて考える。
バカと呼ばれてもいい、元々正解なんてどこにもない。
そう、人生は一度きり。

そして、動いた翌日から「ヤツ」とは一度も出会っていない。





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| 名古屋de起業(コラム) | 08:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
時給800円の学生起業
1988年3月、大学3年の春。
サークル・合コン・学祭・ナンパ・・・遊びまくった学生生活もあと1年。

典型的なアホ学生だった私も
「就職」そして「生き方」を考え始めた頃だった・・・。

深夜2時、バイト帰りの悪友の村井(仮称)が下宿にやってきた。
いつもの通り、突然やってきた。

「岩佐!300人のディスコ会場、押さえたから!」

そう言えば・・・

「ねるとんパーティーで儲けようよ!」

と徹夜明けのデニーズで盛り上がっていたことは
俺も忘れていなかった。

ディスコ会場を貸し切るには最低保証金30万円が必要。
2人で割ってもひとり15万円。
時給800円で働く俺たちにとって、とんでもない大金だ。
失敗したら1ヶ月は飲まず食わずの毎日がつづく。

消極的な俺をよそに、村井は会場を借りてきた。
そう、いつものように、突然・・・。

「なんとかなるよ!」と村井の心無い笑顔が
不安と同時に少しだけ勇気もくれた。

早速、準備に取り掛かった。

「チケット」を売りまくった。
目標は300枚。

1枚3,000円のチケットを300枚売ると
経費を差し引いて、40万円は儲かる。

同級生やサークル仲間は当然のこと、
恥を承知で別れた彼女にまで電話をした。
「久しぶりぃぃ〜!」と何人に電話したことか・・・(苦笑)。
アホ学生の人脈(?)が活かされた(笑)。

早朝、栄の地下街でチラシも配った。
学生にとって朝はつらい。
しかもほとんどが素通り。
チラシ配りの大変さをはじめて知った。
(社会は冷たい・・・)

協賛を募るため、企業へ飛び込み営業もやった。
なれないワープロで企画書を作り、なれないスーツで営業した。
わりと簡単に協賛してくれたのは意外だった。
(社会は甘い・・・)
しかし「学生の特権」と後になって気づいた。

結果、売れた。
チケット300枚完売!!

迎えた当日。
男女300人が集まった会場は熱気がすごい。
「席がないよー」という声もあがる中、
冷汗まじりで会場を走りまくった。

練りに練った企画は多少すべったところもあったが、
なんとか盛り上がった。
目玉企画「現金空中バラマキコーナー」で最高潮を向かえ、
パーティーは無事終了した。

成功だ!
儲かった!!
村井とふたり、トイレで札束を数える様はまさに悪徳商人だ(笑)。

一息ついて、出口付近で参加者にお礼。
そこであるひとりの女性が私にむかってこう言った。

「ありがとう!楽しかった!また企画してね!」

・・・なんだか、涙がでそうになった。

その女性にとっては、なんでもない一言だったのだろう。
しかし、不覚にも感動してしまった。

「やってよかった」と思った・・・。
「またやろう」と思った・・・。

時給800円にも満たないビジネス。
でもアルバイトにはない、感動を得ることができた。
そしてなにより自信がついた。
お金と同時に貴重な「体験」をゲットした。

「将来は独立しよう」と決めたのもこの時期だった・・・。




≪N-1グランプリ≫

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| 名古屋de起業(コラム) | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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